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近畿運輸局、13年度の行政処分件数543件

2014年6月24日 (火)

行政・団体近畿運輸局は24日、2013年度の監査・処分結果をまとめた。13年度はトラック事業者に対して543件の監査を実施した。

このうち特別監査が6件、事業所に立ち入る一般監査が235件、呼び出しによる一般監査が308件あり、監査の結果、事業許可の取消処分に至ったケースが1件、事業停止が3件、車両の使用停止が279件となった。

また、監査に至った端緒としては、悪質違反(飲酒薬物使用、特別監査)が2件、重大事故などが42件、処分による改善報告未提出(未改善、特別監査)が4件、適正化実施機関(トラック協会)からの通報が69件、公安委員会からの通報が92件、労働局からの通報が83件、その他が257件――となった。公安委員会からの通報は、過積載運行が12件、放置駐停車違反が63件あった。

行政処分を受けた243事業者の違反内容で多かったのは点呼記録の違反が38.2%(93件)、点呼実施の違反37%(90件)、勤務時間の設定、順守違反が32.5%(79件)、健康状態把握の違反30.4%(74件)など。

運行管理者資格者証の返納命令は7件あり、内訳は点呼記録の不実記載3件、運転者の指導監督未実施2件、点呼未実施1件、無免許運転下命1件――となった。