サービス・商品佐川急便は22日、中国の旅行大手シートリップ、Japan DX(東京都港区)と連携し、訪日観光客が日本に来る前に手荷物配送を予約・決済できるオンライン物流サービスを10月から開始すると発表した。観光地の混雑やロッカー不足といった「オーバーツーリズム」対策として、手荷物の持ち運びを減らし「手ぶら観光」を推進する。
新サービスでは、シートリップのプラットフォームを通じて宿泊予約などと同時に手荷物配送を事前手続きできる。利用者は発行されるバーコードでラベルを発行し、カウンターに荷物を預ければ目的地に配送される仕組みだ。手書きの送り状や現地でのロッカー探しが不要となり、利便性が高まる。
佐川急便は中期経営計画で「SAGAWA手ぶらサービス」を強化しており、今回の連携で訪日客の利便性向上を図る。3社は今後、購入商品の配送や国内拠点との連携を広げ、観光客向け物流サービスの拡充を進めるとしている。
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