産業・一般四国化成ホールディングスは22日、グループ会社の増田化学工業(香川県高松市)がファインケミカル生産設備「MC-5」を新設すると発表した。
新設備は香川県高松市の工場敷地内に建設され、延床面積1233平方メートルの鉄骨造3階建て。2026年4月に着工し、27年4月に操業を開始する。投資額は22億円で、稼働初期の1-3年目は1系列運転、4年目以降は2系列運転へ拡大する。
増田化学工業は、日本で唯一アジ化ナトリウムを製造した実績を持つ。四国化成グループ入り後は半導体や電子材料向けの受託合成などに技術を展開してきた。今回の増強はファインケミカル需要の高まりに対応するもので、同社は安定供給体制の確立を通じてサプライチェーンの強靭化と産業基盤の発展に寄与する。
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