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三菱ケミカル、油化リサイクルで製品由来を可視化

2025年9月10日 (水)

荷主三菱ケミカルは10日、プラスチック油化ケミカルリサイクル事業で、Circularise Japan(東京都千代田区)が提供する「製品トレーサビリティプラットフォーム」を導入すると発表した。茨城事業所(茨城県神栖市)の油化設備で2025年度中に商業運転を開始し、マスバランス方式による製品供給を目指す。

油化リサイクルは廃プラスチックを原料に石油化学製品を製造する取り組みだが、持続可能性の観点から原料由来や配合割合の透明性が重要になる。今回導入するシステムにより、石油由来とリサイクル由来の原料を混合した場合でも、その割合を正確に記録・管理し、製品の環境価値を顧客に証明できる体制を構築する。

三菱ケミカルはことし7月に同設備で国際持続可能性カーボン認証「ISCC PLUS」を取得済み。国際基準に沿ったトレーサビリティー強化を進めることで、今後の原料多様化や設備の大型化にも対応できるとみている。

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