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スポットワーカーの7割以上が長期就労を希望

2025年9月2日 (火)

調査・データスポットワーク向けの求人サービスを手がけるタイミーは1日、働き手の72%、事業者の95%以上がスポットワークを通じた長期就業や長期採用を望んでいるとの調査結果を公表した。実際に、長期採用の打診をしたことがある事業者のうち、6割以上が長期採用を行っていた。2023年11月にも同様の調査を実施しており、前回との比較も行った。

同社は好きな時間、好きな場所で働くことができるスポットワークに特化した求人サイト「タイミー」を運用。今回はタイミーに登録している働き手3928人と、タイミーを導入している事業者1216社を対象にインターネットを通じて、長期就業・長期採用に関するアンケートを実施した。

アンケート結果によると「良い職場と出合えたら、そのままその職場に長期就業したい」と考えている働き手は72.0%で前回調査の72.4%と同水準だった。

タイミーでマッチングした勤務先で長期就業を打診されたことがある人は全体の40.8%で、さらに実際に長期就業をしたことがある人は全体の14.6%と、前回の14.7%と同水準だった。

雇用形態のほとんどはパートやアルバイトだったが、中には正社員や契約社員になった人もいた。また、軽作業からスタートして、販売や飲食へと業種を変えて長期就業した人も一定数いた。

一方、事業者は「良い人材と出合えたら長期で採用したい」が96.4%となり、前回調査の91.8%より4.6ポイント増えた。

スポットワーカーに長期採用の打診をしたことがある事業者は66.1%で、同42.6%から23.5ポイント高くなった。このうち、実際に長期採用ができた事業者は61.6%で、前回の56.6%より5.0ポイント高かった。

長期採用した際の雇用形態は、パート・アルバイトが91.3%を占めたが、正社員としての採用も11.3%となり、前回調査を2.6ポイント上回った。

同社は「働き手は、スポットワークによって面接だけでは判明しづらい職場の人間関係や同僚の人柄を知ることができ、それらが長期就業のきっかけになっている」とし、事業者側も「面接や履歴書ではわかりづらい採用候補者の人柄や資質を知ることができ、採用活動に生かしている」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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