M&A商船三井は2日、同社グループの100%子会社で脱炭素技術への投資を目的とするエム・オー・エル・スウィッチ(米国)が、フュージョン(核融合)関連企業であるコモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS、米国)に出資したと発表した。
CFSは、磁場閉じ込め方式(トカマク型)によるフュージョンエネルギー発電炉の設計・開発を進める業界のリーディングカンパニー。米国バージニア州に建設する計画である、世界初の商業用フュージョンエネルギー発電炉「ARC」(アーク)の2030年代前半の運転開始を目指している。

▲CFS社が開発中の実証炉(出所:商船三井)
今回の出資は日本企業12社で構成するコンソーシアム各社と連携する形で行い、CFSが米国で推進する商用化プロジェクトから政策・規制、ARCの開発・建設・運転・保守に係る技術的・商業的な知見を獲得する。さらに各社が有するノウハウや専門性を持ち寄り、日本におけるフュージョンエネルギー発電の早期商用化・産業化を目指す。
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