サービス・商品Azit(アジット、東京都渋谷区)は3日、生成AI(人工知能)を活用した需給予測プラットフォーム「ForecastX」の提供を開始すると発表した。最短1か月で導入でき、低価格で在庫削減と欠品防止を同時に実現する。
同サービスは売上や在庫に加え、天候やSNS、販促情報など外部データを組み込み、高精度な需要予測モデルを構築する。実証テストでは主要SKU群で予測誤差を示す指標CVRMSEを5%以下に抑えた。導入後は生成AIによる要因解説や対話によるモデル改善も可能とし、現場での活用を促す。
従来の需要予測システムは導入費用が数千万円規模、開発に半年以上を要するケースが多く、専門知識や支援不足から人的作業に依存していた。ForecastXは各工程にAIを活用し、開発コストを大幅に削減するとともに提供を高速化。これまで現場での活用が難しかった需要予測データの運用を容易にし、物流・サプライチェーン全体での利用を後押しする。
国内では高額・長期開発型システムが普及の妨げとなってきた。今回の導入容易なプラットフォームは、物流・サプライチェーンの効率化と強靭化に寄与する。
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