拠点・施設シービーアールイー(CBRE、東京都千代田区)は3日、北海道苫小牧市で賃貸型危険物倉庫の開発を進めると発表した。特定目的会社(SPC)を通じて8月に土地売買契約を締結し、9月3日に用地を取得。今後は複数棟からなる施設を順次整備し、拡大する半導体関連産業の需要に対応する。

▲外観イメージパース(出所:シービーアールイー)
開発予定地は苫小牧港から車で10分、新千歳空港から15分の距離に位置し、本州からの海上輸送と空港周辺の半導体関連拠点の双方にアクセスできる戦略的な立地にある。半導体製造で必須となる危険物原材料を扱う倉庫需要が高まるなか、今回のプロジェクトはその受け皿として期待される。
事業はCBREのアセットマネジメント部門が主導し、札幌支店が土地取得や企画を支援。設計・施工段階ではグループ会社のターナー&タウンゼントがプロジェクトマネジメントを担い、完成後はプロパティマネジメント部門が施設管理を担当、リーシングはインダストリアル&ロジスティクス部門が担う。
土地面積は1万2000平方メートルで、ラサールロジポート投資法人や京阪電鉄不動産などが出資に参画している。
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