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（出所：セイノーホールディングス）
拠点・施設セイノーホールディングス（HD）は9日、傘下のMDロジス（東京都中野区）が100％出資する現地法人MD LOGIS CORPORATION INDIA（MDLI）をインド・タミルナードゥ州チェンナイ市に設立し、9月から倉庫オペレーションを中心とした物流サービスの提供を始めたと発表した。
MDLIは、主要荷主がインドで新設する製造拠点を対象に、完成品や部材の在庫管理、保管、ピッキング、出荷までの業務を一括して担う。製造業のグローバル展開に伴い、現地生産と連動した物流体制の整備が重要性を増すなか、人口増加と市場拡大が見込まれるインドでの対応力強化を狙ったものだ。
同社は、MDロジスが国内外で培ったノウハウを活用し、主要荷主の現地業務を安定的に運営するとともに、将来的には外販による事業拡大も見込む。さらにSeino MLLやHEX Indiaなどグループ各社と連携し、倉庫・輸送・通関・国際輸送を組み合わせた総合的な物流サービスの提供を目指す。
セイノーHDは、グループの機能を生かしてインド国内の日系企業や現地企業、進出を検討する企業を物流面から支援し、国際物流ネットワークの拡大につなげる考えだ。
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