調査・データ国際航空運送協会(IATA)は8月29日、7月の世界航空貨物市場のデータを発表した。
7月の航空貨物需要(CTK)は5.5%増加。すべての主要貿易ルートで需要が増加したが、アジア-北米ルートのみ前年比1.0%減と例外的な結果となった。容量(ACTK)については3.9%増加した。
IATAによると、米国のデミニミス(少額免税)ルールの失効によってEC(電子商取引)が急減したものの、米国への輸入関税引き上げに備えて荷主が前倒しで貨物を発送したことで、その影響は相殺された可能性がある。8月には、こうした米国の貿易政策の変化が、より明確な形で反映されると見られる。
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