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関電不動産開発、京都初の物流施設開発に着手

2025年9月9日 (火)

拠点・施設関電不動産開発(大阪市北区)は9日、住友商事やSMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)と共同で、京都市伏見区にマルチテナント型物流施設「KRD-Logistics京都向島」(仮称)の開発に着手したと発表した。関電アセットマネジメント(東京都中央区)が設立した特定目的会社を通じて事業を進め、2027年夏の完成を予定する。関電不動産開発の物流ブランド「KRD-Logistics」としては京都府で初の案件となる。

▲施設外観イメージ(出所:関電不動産開発)

計画地は国道1号や第二京阪道路に近接し、京滋バイパス・久御山インターチェンジ(IC)から1.8キロ、巨椋池ICから0.8キロに位置する。京都・大阪市街地へのアクセスに加え、東日本・中部・西日本を結ぶ広域配送拠点としても利便性が高い。周辺一帯は地域未来投資促進法の重点促進区域に指定されており、地域経済の活性化や雇用創出の効果も期待される。

▲周辺図(クリックで拡大、出所:関電不動産開発)

施設は地上4階建て、延床面積5万2000平方メートル(1万6000坪)。1階と2階にトラックバースを備え、2階へはスロープで直接搬入が可能な設計とする。共用部にはカフェラウンジを設け、職場環境改善にも配慮。環境性能面ではBELS評価の最高ランク「6つ星」と「ZEB Ready」認証の取得を目指すほか、屋上に出力1400キロワットの太陽光発電設備を設置する計画だ。

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