
▲新造環境対応VLCCイメージ(出所:出光タンカー
荷主出光タンカー(東京都千代田区)は8日、2028年完成予定の新造環境対応VLCC(大型原油タンカー)2隻のうち1隻を「日章丸」(NISSHO MARU)と命名すると発表した。1938年の初代完成以来、同社は5代にわたり日章丸を建造・運航しており、今回が6代目となる。
新船はメタノールと重油を併用できる二元燃料主機を採用。メタノール使用時にはNOxを最大80%、SOxを最大99%、CO2を最大15%削減できる。さらに航行中のプロペラ軸回転を利用した軸発電機を搭載し、船内燃料消費を抑制する。
また、VLCCとして世界初となる風力推進補助装置「ローターセイル」を2本搭載し、燃料削減と温室効果ガス排出低減を実現する。本船は全長最大339.5メートル、型幅60メートル、満載載貨重量30万9400トン。
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