M&A倉庫事業や運送事業、トランクルーム事業などを手がける富士倉庫(岡山市北区)は11日、倉庫業の岡山臨港(南区)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。取得額は公表していない。両社の資産や取引基盤、物流ノウハウを融合して事業拡大を図るとしており、岡山臨港の経営体制に変更はないとしている。
岡山臨港の株式を保有していたクラレ、DOWAエコシステム、大建工業の3社から全ての株式を取得した。これによって、岡山臨港と100%子会社の岡山臨港倉庫運輸が富士倉庫の傘下に入る。
岡山臨港は1951年に鉄道事業者として創業し、84年に鉄道部門を廃止した後は、倉庫や運輸、物流不動産を中心とした総合物流業を営んできた。2024年12月期の売上高は岡山臨港が11億1500万円、岡山臨港倉庫運輸は5億800万円だった。
富士倉庫では「今後、大きなシナジー効果が期待でき、地域を代表とする物流企業として、さらなる飛躍を目指す」としている。
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