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富士倉庫、災害時の事業計画「岡山県BCP認定」更新

2025年2月27日 (木)

認証・表彰富士倉庫(岡山市北区)は26日、「岡山県BCP認定」の更新を達成したと発表した。同認定は災害時の事業継続計画に優れた企業のみに与えられる県の制度だ。

「BCP」とは Business Continuity Plan(事業継続計画)の略称で、災害など緊急事態発生時においても核となる事業を継続するための行動計画を指す。近年の自然災害増加による事業リスク拡大から、企業のBCP策定は重要性を増している。岡山県では2010年代から県内企業のBCP策定を促進し、優れた取り組みをする事業者を「岡山県BCP認定制度」として認定している。

物流業界ではとりわけBCPの重要性が高まっている。災害時には人命救助や復旧活動に必要な物資輸送の役割を担うためだ。富士倉庫はこれまでも洪水や地震を想定した訓練を定期的に実施。従業員の安全確保と物流機能維持の両立に力を入れてきた。同社では倉庫事業や運輸事業の他、トランクルーム事業も展開しており、いずれの事業においても災害時の対応を強化している。企業のレジリエンス(回復力)は地域全体の災害対応力向上のモデルケースとなるかもしれない。

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LOGISTICS TODAY編集部
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