調査・データ西日本を中心に16の生協で構成されているグリーンコープ共同体(福岡市博多区)は16日、リユース・リサイクルとフードマイレージ運動について6月の月次成果を公開した。
6月の全体の実績としては、CO2排出量を831トン削減(杉の木5万9300本が1年間に吸収する量に相当)、再使用・回収された容器・資材の総量は1パック当たり123万5000本(322トン)、国産品の利用によって削減したCO2は708トン、削減に応じた拠出額は総額4310万円だった。
このうち、リユース・リサイクル実績としては、回収分が牛乳びん37万9950本、リユースびんが26万3432本、たまごモウルドパックが59万2237パックとなり1パック当たり計123万5619本。返却分としてはトレーが6586キロ、仕分け袋が5844キロ、カタログが30万9830キロの計32万2260キロだった。これにより削減したCO2は123トンだった。
食材の調達にあたって輸入品と比べて輸送距離(フードマイレージ)が短い国産品を優先的に取り扱うフードマイレージ運動では、708トンのCO2を削減した。
組合員の行動で削減されたCO2の量に応じてマングローブの植林、EV(電気自動車)トラック導入やドライアイス削減など、脱炭素社会づくりや再資源化の仕組みづくりなどに活用する拠出資金は、総額4318万7375円を積み立てた。
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