サービス・商品オンザリンクス(広島市中区)は18日、生成AI(人工知能)とローコード開発に対応した製造業向け倉庫管理システム(WMS)「INTER-STOCK」(インターストック)の提供を開始したと発表した。業務パッケージでありながらソースを100%公開し、ユーザー自身のカスタマイズを可能とした。
同システムはドラッグ&ドロップ操作で開発でき、従来は困難だった現場主導の改善を実現する。生成AIにより「出荷実績を倉庫別に抽出」といった日本語指示だけでデータベース操作が可能だ。
導入効果シミュレーションでは、年間改修費用を800万円から280万円に65%削減し、新機能開発期間は平均3か月から7日に短縮できるとした。在庫精度は86%から99.8%へ向上、ピッキング作業時間は35%短縮、新人教育期間は2週間から3日へ縮まる。
製造業の物流DX(デジタルトランスフォーメーション)では、システム改修コストや現場の改善アイデア実現の難しさが課題とされている。
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