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ロジスティクスZenport（ゼンポート、東京都千代田区）は18日、グローバルサプライチェーンのデータハブ「ZENPORT」で、AI（人工知能）と人間の専門性を組み合わせたAI-BPOサービス「ZenRead」を開始した。輸入書類の非構造化データを基幹システムに自動連携する仕組みを提供する。
対象となるのはインボイス、パッキングリスト、B/L（船荷証券）、原産地証明などの船積書類で、従来は手作業で処理されてきた。ZenReadはAI-OCRによる初期処理と専門スタッフによる補正を組み合わせることで精度を確保し、ZENPORT内の基幹データと自動連携する。さらに「SmartGrid」機能を活用し、構造化されたデータを組織横断的に利用可能とした。
今回の新サービスは処理効率の向上とエラー低減に寄与するもので、リアルタイムでのデータ活用を可能にする。また、非構造化データの自動構造化は将来的なAIエージェント構築の基盤と位置付けられる。
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