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SAPとヘンケル、AIで返品・交換管理を効率化

2025年9月2日 (火)

サービス・商品SAP(ドイツ)はこのほど、接着剤や消費財を手がけるヘンケル(同)と連携し、AI(人工知能)を活用した返品・交換管理プロセスを導入したと発表した。

新たに開発された「FSCM DDM Indexing」は、SAPのAIサービスを活用して請求関連書類を自動処理・分類する仕組み。理由コードやロケーションコードを正確に抽出できるようになり、従来は手作業で対応していたクレーム処理を迅速かつ効率的に進められるようになった。登録されたデータは業務パフォーマンス情報と統合され、リアルタイムでの状況把握が可能になる。

ヘンケルは世界79か国で事業を展開し、国ごとに異なる規制下で膨大なクレーム文書を扱ってきた。AIによる自動化により、処理時間短縮や正確性の向上を実現し、顧客満足度の改善にもつなげる。SAPは「物流やサプライチェーン領域における課題解決にも応用可能な事例」と位置付け、両社は今後も連携を深める方針だ。

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