ロジスティクスハパックロイド(ドイツ)は24日、港湾運営大手DPワールド(UAE)と、1日にブラジル最大の港湾であるサントス港での長期契約を更新したと発表した。契約期間は10年間で、両社は港湾取扱業務の継続とパートナーシップの強化を確認した。

(出所:ハパックロイド)
サントス港は南米最大のコンテナ拠点で、ブラジルの輸出入物流を支える要衝。DPワールドは今後の需要増に備え、同港で岸壁の延長と設備投資を進める。2026年8月の完成を予定する拡張工事では既存の岸壁に190メートルを追加し、総延長は1290メートルとなる。これにより大型コンテナ船の受け入れが可能となり、年間取扱能力は現在より拡大して170万TEUに達する見込みだ。
あわせて新たな荷役機器も導入し、ハパックロイドを含む複数の船社に効率的かつ持続可能なサービスを提供する。DPワールドは独立系ターミナルとして競争力を高め、安定した運営体制の構築を図る。
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