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カタログハウス、中国の在留邦人向け通販に進出

2011年1月11日 (火)

ECカタログハウス JapaNavi店JapaNaviカタログハウス(東京都渋谷区)は、中国進出の第一弾として4日から、中国の在留邦人に向けたインターネット通販事業を開始した。郵便事業(日本郵便)が運営する国際インターネットモール「Japa Navi」に出店し、これまで中国市場参入にあたっての障壁だった決済・物流の壁をクリアにした。同社は事業開始に合わせ、3月31日までの期間限定キャンペーンも実施する。

 

カタログハウスでは、新たな市場開拓として中国市場への進出を構想しており、その第一弾として上海在留の邦人5万人をターゲットに、インターネット通販をスタートしたもの。中国人に対してではなく、中国在住の日本人にアプローチすることで、まずは中国市場へのマーケティング、情報収集の足がかりとし、今後の事業展開につなげる狙い。

 

同社が今回出店したJapa Navi(ジャパナビ)は、郵便事業が運営する中国大陸、香港、マカオ、台湾、シンガポール向けの国際インターネット通販モールで、2008年にスタートし、現在では19社が出店している。中国にいながら日本の商品を購入できる。

 

カタログハウスは、上海在留邦人1000人、在中日系企業1000社に対し、カタログハウスが発行するカタログ雑誌「ピカイチ事典」を送付。利用者はそこで気に入った商品をJapa Naviにアクセスし、オンライン上で注文する流れ。支払いは、中国向けネット決済サービス「アリペイ」を利用する。決済後は、国際スピード郵便「EMS」で、商品受付から3-6日で届ける。

 

オープニングキャンペーンでは、日本での買物と同価格で商品購入を可能にし、国際送料も一律800円として、カタログハウスが送料の一部を負担。また、14日以内であれば使用後の返品も受け付ける。期間中の購入者には「オーガニックタオル」をプレゼントする。

 

■Japa NaviのURL
http://japanavi.post.japanpost.jp/jp/c/cataloghouse-china/