
▲水替えアタッチメントを搭載した自動搬送ロボット「フジタ」(出所:大和ハウス工業)
サービス・商品大和ハウス工業は9月30日、グループ会社のフジタ(東京都渋谷区)が東急建設と、自動搬送ロボットに取り付け可能な「水替えアタッチメント」を共同開発したと発表した。建設現場で課題となる雨水による浸水を自動で吸い上げる機能を持ち、従来の資材搬送に加えて水替え作業の自動化を実現する。
装置は150リットルのタンクを備え、排水場所から離れた現場でも稼働できる。接点信号による簡易連携により、複数メーカーのロボットに対応可能だ。物流倉庫新築現場での実証では、750平方メートルの水替え作業を毎時100平方メートルの効率で実施し、人力作業と同等の性能を確認した。
両社は今後、実証実験を重ねて作業効率や安全性を高めるとともに、清掃用など新たなアタッチメントの開発も進める。自動搬送ロボットの適用範囲を拡大し、建設現場の省人化と生産性向上を後押しする。
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