行政・団体ちちぶ結いまち(埼玉県秩父市)は2日、同社を幹事企業として秩父地域での物流網の課題解決を目的とする「秩父地域物流ネットワーク協議会」を設立し、1日に第1回の会合を実施したと発表した。同協議会は、秩父地域の物流網の課題解決を目的に設立され、国土交通省の「地域連携モーダルシフト等促進事業」に採択されている。
秩父市では、2024年度から大滝地域を中心に民間事業者が主体となる共同配送サービス「おむす便」が運用されている。また、ドローンを活用した配送実証も進められており、人口減少と高齢化が進む中山間地域で持続可能な物流網の構築に取り組んでいる。
一方で、地域のドライバー人材の減少に伴う輸送力不足や物流コストの上昇は深刻化しており、今後さらなる人口減少により配送非効率エリアの拡大が懸念される。こうした状況を踏まえ、同協議会では地域物流や買物支援の配送リソースに加え、ドローンなど新たな配送手段の活用など地域全体で持続性・収益性の高い物流ネットワークの構築を目指す。
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