拠点・施設東京建物とミサワホーム(東京都新宿区)は8日、愛知県江南市でマルチテナント型物流施設「江南・小牧物流施設プロジェクト」(仮称)の建設工事に着手したと発表した。ミサワホーム所有地を活用し、両社が共同で建物を所有する形で開発する。ミサワホームが自社不動産を活用するCRE(企業不動産)事業として物流施設を手がけるのは初めてとなる。2027年5月に完成予定。

▲外観パース(出所:ミサワホーム)
同施設は、延床面積3万1313平方メートル、鉄骨造4階建てのボックス型施設。名神・東名高速道路の小牧インターチェンジから北へ5キロ、国道41号線や名鉄犬山線・柏森駅にも近く、広域輸送と通勤双方の利便性を兼ね備える。2・3階へは荷物用エレベーター4基と垂直搬送機4機を備え、最大4テナントが入居可能。30台分のトラックバースと63台の普通車駐車スペースを設け、高頻度配送と大容量保管の両立を図る。
環境面では、屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を施設内で使用するほか、余剰電力をミサワホーム子会社の名古屋工場などに供給。省エネ設備の導入と併せ、ZEB認証の取得を予定している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。