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商船三井、西豪州アンモニア燃料供給ハブ構想に参画

2025年10月8日 (水)

▲調印式の様子(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は7日、西オーストラリア州ピルバラ地域でのクリーンアンモニア燃料供給拠点(バンカリングハブ)開発に向け、NH3クリーンエナジー(NH3、豪州)、オセアニア・マリン・エナジー(OME、同)と共同開発に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。外航海運会社として同地域のアンモニアバンカリング構想に参画するのは世界初となる。

ピルバラ港湾局が主導するこの構想は、ダンピア港やポートヘッドランド港を拠点に、2030年までにケープサイズバルカー向けのアンモニア燃料供給を実現することを目指すもの。商船三井はアンモニア燃料船の運航事業者として、燃料供給体制や安全性、運用面の検討をNH3およびOMEと共同で進める。

同社は中国・青島北海造船で建造中のアンモニア二元燃料ケープサイズバルカー3隻(26-27年完成予定)を、ベルギーの海運大手CMBテックと共同保有し、西豪州と東アジアを結ぶ鉄鉱石輸送航路で運航する計画。今回の協業を通じ、同航路での安全かつ持続可能なアンモニア燃料補給体制の構築を図る。

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