
(出所:フェデックス)
ロジスティクス米国の免税(デミニマス)制度変更など、各国で規制や関税が相次いで変動するなか、同社は域内9か国でオンラインセミナーを開催し、3800社の中小企業から多国籍企業までが参加。通関効率化やコスト最適化のノウハウを共有し、貿易業務の安定運用を後押しした。
同社の調査によると、APAC企業の4割が今後1年で取引重点を米国からアジア域内(22%)や欧州(21%)へ移す計画を示した。コストと関税の可視化が最優先事項とされ、27%の企業が複雑化する規制対応を最大の課題に挙げている。
フェデックスは、こうした需要に応えるため、AI(人工知能)を活用したHSコード照合機能や通関チャットボットを導入し、申告精度と通関スピードの向上を図る。また、アジア-欧州間の輸送ネットワークを強化し、韓国-ベトナム-広州間、韓国-台湾間の直行便を新設。欧州市場進出を支援する「Go-To Europe Hub」も稼働させた。
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