
▲物流施設内でのT2社トラックの自動走行の様子(出所:三菱地所パークス)
ロジスティクス三菱地所パークス(東京都港区)は15日、三菱地所とT2(千代田区)が進める次世代基幹物流プロジェクトで、建物内の自動運転走行技術の共同検討に参画していると発表した。自動運転トラックによる幹線輸送の一環で、7月からの実証実験に続き、9月には建物内での自動走行も実施した。
自動走行の実現には、自己位置推定技術や複数フロア間での走行、バースへの正確な発着といった高度な技術検証が必要とされている。同社は技術提供を通じて施設内搬送の無人化や省力化の可能性を探るとともに、今後は自動バレーパーキングや車路管制技術の研究にも応用していく。
物流施設と道路をシームレスに接続する自動輸送の実現が期待されるなか、今回の取り組みは、駐車場を含む都市インフラの次世代化と、モビリティー社会の進展に寄与するものと位置づけられる。
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