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倉敷発の大型専用洗車ツール、労務リスク低減

2025年10月16日 (木)

サービス・商品本荘興産(岡山県倉敷市)は23日、トラックやバス向けの大型車専用洗車ツール「WASHMAN FOR TRUCK」(ワッシュマン・フォー・トラック)の受注を開始する。IPU・環太平洋大学との共同研究により開発された製品で、倉敷児島のジーンズ縫製技術と水島工業地帯の町工場による金属加工技術を融合した。

大学との共同実験では、従来ブラシと比べて洗車時間を62%短縮し、身体負荷を57%軽減できることを確認。伸縮シャフトや3面ブラシ構造、節水機能を備え、科学的根拠に基づく作業効率を実現した。

運送会社ではドライバーが自ら車両を洗うケースが多いが、作業時間や品質の差が未払い残業などの労務リスクにつながることもある。同社は洗車時間と品質を標準化することで、現場の効率化と法的リスクの軽減を両立させる狙いだ。洗車を「重労働」から「誰でもできる仕事」へと変えることで、女性やシニアの新たな就労機会を生み出すことも期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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