ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トレードワルツ、AI-OCR搭載で読み取り精度98%

2025年10月16日 (木)

ロジスティクストレードワルツ(東京都港区)は16日、貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(トレードワルツ)」にAI-OCR機能を正式搭載したと発表した。従来、人手で行っていたPDF書類のデータ化を自動化し、商業インボイスで98%の読み取り精度を実現したという。

(クリックで拡大、出所:トレードワルツ)

貿易実務では依然として紙やPDFでのやり取りが多く、転記や確認に多くの手間がかかっている。新機能は、TradeWaltz上にアップロードしたPDFをAI(人工知能)が解析し、数量や金額、通貨などの項目を構造化データとして登録・共有できる仕組み。大規模言語モデル(LLM)を活用し、事前設定なしに帳票内容を文脈的に理解・抽出する。技術にはシナモン(東京都千代田区)のAIソリューションを採用した。

初期対応は輸入業務の商業インボイスで、今後はパッキングリスト(P/L)や船荷証券(B/L)など対象帳票を順次拡大。PDFデータを他書類作成や申告業務に流用できるほか、自社システムとの連携も容易になる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。