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鉄道巡回ドローンが実用化段階へ前進

2025年10月22日 (水)

サービス・商品ドローン開発のLiberaware(リベラウェア、千葉市中央区)は22日、CalTa(カルタ、東京都港区)、KDDIスマートドローン(千代田区)と共同開発中の鉄道向け自動巡回ドローン「Project SPARROW」が、技術成熟度レベル(TRL)5を通過したと発表した。実用化に向け、次の段階であるTRL6以降の開発フェーズへ進む。

同プロジェクトは、主に少子化が進む地方鉄道を対象に、点検の効率化と安全性向上を図るもので、災害時にもドローンが現地データを迅速に取得し、復旧対応を支援する。TRL5では、実環境に近い条件下での統合システム検証を実施。経路変更・復帰機能を備えたドローン運航、デジタルツイン上での位置・映像管理などが成果として報告された。

本事業はSBIR事業の一環として、52億円の補助金を基に推進されている。今後は鉄道事業者との実地運用に向けた技術検証が進められる見通しだ。

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