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NSU、脱炭素船向けトランジション融資枠組み策定

2025年11月4日 (火)

ロジスティクスNSユナイテッド海運は10月31日、脱炭素化に向けた移行の取り組みとして計画する設備投資のための「トランジション・ファイナンス・フレームワーク」を策定したと発表した。同フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック」や「グリーンボンド原則」など複数の国際基準に基づいて策定されている。

また、このフレームワークに基づく資金調達の一環として、みずほ銀行、三井住友銀行との間でメタノール二元燃料船を対象とした「トランジション・ローン」契約を締結した。

評価機関の日本格付研究所(JCR)からは、同フレームワークに対して最上位の「Green1(T)(F)」の評価を取得している。ローンの実行は2027年12月を予定し、資金はメタノールと重油の両方を燃料として使用できる船舶の取得に充てられる。

同社は中期経営計画「FORWARD 30 II」で、50年までに温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロを目指す環境ロードマップを策定。運航効率の向上や代替燃料の導入を進めており、今回の枠組みと融資は海運業の脱炭素化と移行期の金融支援拡充に寄与する。

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