財務・人事Turing(チューリング、東京都品川区)は17日、完全自動運転技術の実現に向け、シリーズAラウンドのファーストクローズとして総額152億7000万円の資金調達を完了したと発表した。
今回の調達は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ(港区)とグローバル・ブレイン(渋谷区)が共同でリードし、GMOインターネットグループ、デンソーなど複数の事業会社やVC、銀行系CVCが参加した97億7000万億円の出資に加え、みずほ銀行をアレンジャーとする55億円のシンジケートローンで構成されている。
Turingは、環境認識から経路計画、運転制御までを単一のAI(人工知能)で担うE2E(End-to-End)自動運転AI(人工知能)と、人間社会の常識や文脈理解を備えた大規模基盤モデルを同時に開発し、統合することで「完全自動運転」の実現を目指すスタートアップ。あらゆる条件下で人間の代わりに車が運転操作を行う技術の確立に取り組んでいる。
調達した資金は、計算基盤の拡充、社会実装に向けた事業体制の強化、さらにMLエンジニアを中心とする人材採用に充てられる。今後も研究開発と事業展開の強化を進め、日本発の完全自動運転技術の社会実装を目指す方針だ。
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