ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鈴与と月桂冠、T2自動運転車で日本酒を幹線輸送

2025年11月25日 (火)

▲3社による実証の様子(出所:T2)

ロジスティクス鈴与(静岡市清水区)と月桂冠(京都市伏見区)は25日、T2(東京都千代田区)が事業化した自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行に参画すると発表した。京都市の月桂冠物流センターから神奈川県厚木市の鈴与厚木物流センターまでの420キロを結ぶ区間で、28日から定期運行を開始する。自動運転区間は久御山ジャンクション-厚木インターチェンジ間で、日本酒の長距離輸送に自動運転車両を本格導入する。

物流業界でドライバー不足が深刻化するなか、両社は安定的な輸送力確保に向け、T2が2027年度に開始を予定するレベル4自動運転サービスを見据えて検証を進めてきた。ことし7-9月には、T2のレベル2自動運転トラックを用いた実証を3回実施し、技術面・運行面で既存輸送と同等の品質と安全性を確認した。

(出所:T2)

T2は7月にレベル2車両による商用運行を国内で初めて開始し、現在までに7社が参画している。今回の参画は、日本酒という温度管理や品質保持が求められる商材で自動運転が採用された点でも注目される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。