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FIG、グループ2社のロボット事業を再編

2025年11月26日 (水)

M&AFIGは26日、子会社のREALIZE(リアライズ、大分市)とciRobotics(シーアイロボティクス、同)が担ってきたロボット事業を再編し、搬送ロボットと協働ロボット(MoMAシリーズ)をREALIZEへ移管すると発表した。開発から製造、販売、アフターサービスまでを一元化することで、品質向上とサポート体制の強化を図る。事業移管日は2026年1月1日で、ciRoboticsは今後ドローン事業に経営資源を集中させる。

FIGは24年11月、中期経営計画(FY2022–FY2024)の期間を1年延長し、25年12月期までとする方針を示していた。ロボット事業は大手半導体メーカーや自動車メーカー向けにAGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)の導入実績を積みつつも、国内のFAや物流倉庫分野での本格普及は途上で、顧客側の導入ペースは依然として緩やかだ。現場からの開発要望も多く、FIGは同分野を「成長基盤の構築ステージ」と位置づけ、国産搬送ロボットへの継続投資を掲げてきた。

今回の事業再編は、こうした成長投資方針の延長線上にあり、搬送ロボット領域での開発体制の最適化とサービス品質の底上げを狙う。ciRoboticsの既存顧客へのアフターサービスはREALIZEが継続して担い、利用企業の運用継続性に配慮する。

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