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ユーグレナ、バングラデシュでゴマ供給網を強化

2025年11月28日 (金)

ロジスティクスユーグレナは27日、国際農業開発基金(IFAD)、グラミンユーグレナと連携し、「バングラデシュにおけるゴマの輸出向けバリューチェーン強化プロジェクト」を立ち上げると発表した。同日、国連大学で農林水産省とともに発足イベントを開催した。

(出所:ユーグレナ)

同プロジェクトは、民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)イニシアティブの第3号案件で、2026年1月に現地で始動する。バングラデシュの小規模ゴマ生産者を対象に、効率的な農法の導入支援や技術向上を進め、生産品質と生産者の所得向上を図る。取り組みは「ソーシャル調達」の考え方に基づき、日本企業の調達ニーズに応えることも目的とする。

ELPSでは、収穫後の乾燥技術の指導や品質管理に適した保管施設の提供を行う。これにより、日本市場が求める品質基準への適合を支援し、バングラデシュ産ゴマの輸出向け供給体制を強化する。

背景として、日本のゴマ自給率は0.1%未満とされ、供給リスクの分散やトレーサビリティー確保が課題となっている。一方、バングラデシュでは生産性の低さや輸出能力不足から、多くの農家が貧困状態にある。IFADと企業連携による支援で生産性や安全性の向上、国際市場へのアクセス拡大を目指す。

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