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3Dセンサー市場は2032年に3.5兆円規模に

2025年11月28日 (金)

調査・データSNSインサイダー(インド)は28日、世界の3Dセンサー市場に関する調査結果を公表した。2023年の市場規模は41億ドル(6410億円)で、32年までに224億8000万ドル(3兆5100億円)へ拡大する見通しとしている。

同社によると、家電、自動車、医療、航空宇宙、産業オートメーション、物流など幅広い分野で3Dセンシング活用が進み、市場は24年-32年に年平均成長率20.81%で拡大する。スマートフォンやゲームシステム、医療機器、車両安全システムでの利用増加に加え、顔認証、ジェスチャー認識、拡張現実(AR)など新たな用途が普及を後押ししているという。

タイプ別では音響センサー、加速度センサー、イメージセンサーが含まれ、高解像度画像センサーの需要が高いとした。技術面では構造光が消費者向け電子機器で広く使われ、Time-of-Flightは低照度環境での精度向上から採用が進む。エンドユーザー分野では産業用途、自動車用途、物流、航空宇宙、医療機器、消費者向け電子機器などが挙げられている。

地域別では北米が自動運転投資やAI(人工知能)搭載システム導入により主導し、欧州は自動車工学や産業オートメーションが支える。アジア太平洋は中国、インド、日本、韓国が成長をけん引し、最も拡大が早い地域とした。中東・アフリカ、ラテンアメリカもスマートシティ投資や製造業拡大により採用が進んでいる。

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