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丸紅、配送EVへ統合管理ソリューション導入

2025年11月28日 (金)

荷主丸紅は11月28日、EVolity(東京都中央区)と連携し、グリーンコープ生協ふくおか(福岡市博多区)が運用する配送用EV(電気自動車)149台に、両社のEVフリート管理と充電マネジメントを統合したソリューションを導入したと発表した。

本取り組みは、EVolityが集約するリアルタイム電池残量をAPIで丸紅の充電管理システム「GOVAN」に連携し、翌日の充電計画を自動生成する仕組みで、両社連携としては初めての運用事例となる。

(クリックで拡大、出所:丸紅)

今回の仕組みは、軽バンEVや小型EVトラックから取得する車両データをEVolityがリアルタイムで集約し、GOVANに即時連携することで、翌日の配送ルートや必要走行距離を踏まえた充電スケジュールをAI(人工知能)が自動作成する。従来は季節要因による航続距離変動を踏まえた手動補正が必要だったが、リアルタイム電池残量の活用により補正作業を不要にした。

さらに、車両状態と充電状況を単一ダッシュボードで可視化し、遠隔監視で充電不足や充電渋滞を防止する。ピークシフトによる電力最適化のほか、ダッシュボード上でCO2排出削減量も確認でき、配送運行の安定化と電気代削減に寄与する。

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