拠点・施設西尾レントオール(大阪市中央区)は1日、大阪・咲洲地域でレンタルスペース(RS)センター2拠点を2026年1月から本格運用すると発表した。建築設備工事の生産性向上に向け、「設備のユニット化」を支援する拠点として位置付ける。

▲咲洲第2RSセンター内部(出所:西尾レントオール)
咲洲レンタルスペースセンター(住之江区)は、延床面積9984平方メートルで、レンタルスペースや加工場、ユニット施工が可能な区画(450平方メートルからの空間)を備える。もう1拠点の咲洲第2レンタルスペースセンター(同区)は延床面積1万3223平方メートルで、800平方メートルからの区画を設ける。いずれも資材置き場、加工場、ユニット施工場所として利用できる。
同社はすでに中部地方、中国・四国地方でRSセンターを実験運用しており、咲洲地域での本格展開は3拠点目となる。設備ユニットを現場外で製作し、オンサイトへ搬入する方式は、施工不良抑制や産業廃棄物削減、作業時間短縮などの効果が期待される。
また、資材仮置き場所としてのスペース提供に加え、資材運搬に必要な機材レンタルや運送業者手配にも対応し、建設ロジスティクスのラストワンマイル輸送を支援する。
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