ECRecustomer(リカスタマー、東京都中央区)は2日、購入後体験プラットフォーム「Recustomer」の主要機能である「返品・交換」「キャンセル」の越境EC(電子商取引)対応を完了し、多言語・多通貨での運用を開始したと発表した。
今回の対応により、同社は11月にグローバル対応を開始した「配送追跡」機能に続き、キャンセルから返品・交換に至る一連の購入後体験を海外EC向けに一気通貫で提供可能とした。対応内容には、返金処理の通貨対応やユーザー向け画面・通知メールの多言語化が含まれる。
対象はShopify(ショッピファイ)を活用する越境EC・海外EC事業者で、海外注文においても国内と同一のUIで操作が可能。これにより、事業者は言語や通貨の違いにかかわらず返品・交換対応の業務効率を高めることができ、顧客にとっても透明性と利便性の高いサービス提供が可能となる。
世界的にECの国境を越えた取引が拡大するなか、海外市場では返品やキャンセル対応の重要性が増している。今回の機能拡充は、国際物流におけるアフターサービスの質的向上に寄与するとともに、ブランド価値の強化やLTV(顧客生涯価値)の向上につながるとみられる。
今後は、Shopify以外のECプラットフォームとの連携や、AI(人工知能)による自動翻訳・自動応答機能の導入も進め、さらなるグローバル展開を目指すとしている。
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