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住友倉庫、アラビア半島縦断の代替輸送を実証

2025年12月4日 (木)

ロジスティクス住友倉庫は3日、国際物流の多元化・強靭化に向け、アラビア半島を縦断する新たな輸送ルートの実証輸送を行うと発表した。安定的なグローバルサプライチェーンの確保を目的として、輸送手段とルートの多様化を進める取り組みの一環となる。

同社は、ダンマーム(サウジアラビア)向けの海上貨物輸送について、中東情勢の悪化に伴うホルムズ海峡封鎖の懸念を背景に、紅海・ペルシャ湾航路を経由しない代替ルートを検証する。

対象貨物は水処理膜用の原料で、日本からサラーラ港(オマーン)へ海上輸送後、オマーンとサウジアラビアを結ぶランドブリッジを用いて陸送する。紅海およびペルシャ湾岸を通過しないルートの有効性をBCP(事業継続計画)観点から確認する。

実証期間は12月から2026年2月を予定。同実証は国土交通省が実施する25年度「国際物流の多元化・強靭化に係る実証調査」に選定されており、既存成果の発展・深化を目的とした取り組みの一部として位置付けられている。

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