
(出所:三協立山)
荷主三協立山は3日、新湊東工場(富山県射水市)で増築工事の完成式を開催した。投資総額100億円の大型投資で、新規のアルミ押出ラインを導入する。
増築分の建築面積は1万3338平方メートルで、工場全体では2万7070平方メートル。構造は鉄骨造の地上2階。押出機は12インチ対応の1台を備え、生産能力は1月あたり1000トンを見込む。増築工事は2024年8月1日に着工し、25年10月31日に完成した。
サステナビリティでは、屋根上に7000平方メートルの太陽光発電パネル(出力1メガワット)を設置し、年間600トンのCO2排出量削減を見込む。また既存棟の壁撤去で発生したサッシ450窓を回収・リサイクルし、増築棟にはリサイクルアルミ使用率100%のサッシ400窓を採用するなど、資源循環に配慮した取り組みを行っている。

▲太陽光発電システムを設置した新湊東工場増築棟(出所:三協立山)
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