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フロントガラスを60秒で解氷、EV向け省電力技術

2026年1月23日 (金)

荷主ビクターコーポレーション(米国)は23日、カナダのスタートアップ、ベターフロスト、テクノロジーズが開発する車両向け解氷システムに、同社の電源モジュールが採用されたと発表した。新システムはフロントガラスの霜や氷を60秒で除去でき、従来のHVAC方式と比べてエネルギー消費量を20分の1に抑えるという。

従来の霜取りは、内燃機関の廃熱や空調による加熱に依存してきたが、EV(電気自動車)ではバッテリー電力を直接消費するため効率面が課題となっていた。ベターフロストは「氷を完全に溶かす必要はない」とする研究成果を基に、ガラス表面に短時間のパルス電力を与え、氷とガラスの界面を剥離させる方式を開発した。これにより、全体を加熱せずに迅速な解氷を可能にする。

(出所:ビクターコーポレーション)

この仕組みを支えるのが、ビクターの高電力密度DC-DCコンバータ「BCM」シリーズ。800ボルトや400ボルトの高電圧を48ボルトへ変換し、高速な電力制御を実現する。車載向けに小型化されており、EVの48ボルト電源ネットワークと親和性が高い。

同技術は乗用車だけでなく、商用トラックや物流車両への応用も想定されている。寒冷地での視界確保や待機時間短縮に加え、エネルギー消費削減による航続距離の確保が期待される。

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