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川崎重工、アラモ向けLNG燃料VLCC引き渡し

2026年2月2日 (月)

▲ARAMO SHIPPING向けのVLCC「ASIAN PROGRESS VII」(出所:川崎重工業)

荷主川崎重工業は1月30日、アラモシッピング(シンガポール)向けのVLCC(超大型原油タンカー)「ASIAN PROGRESS VII」を中国・大連のDACKS(大連中遠海運川崎船舶工程)で引き渡したと発表した。同船はLNG(液化天然ガス)と低硫黄燃料油の二元燃料に対応し、グループが開発したLNG燃料VLCCとして2番船となる。

ASIAN PROGRESS VIIは、全長339.5メートル、幅60メートル、総トン数16万6708トン、載貨重量31万トンで、15.45ノットの航海速力を誇る。主機にはMAN B&W製の7G80ME-C10.5-GI-HPSCR型ディーゼル機関を搭載し、日本海事協会の船級を取得している。

本船では、造波抵抗を低減する独自設計の船首形状や、低回転・高効率のプロペラを導入。主機関と発電機関にはSOxスクラバーも装備し、国際的な排出規制に対応している。また、LNG燃料を使用することで、CO2排出量を最大30%、SOxを100%、NOxを85%削減可能としている。

VLCCに対しては2025年以降の契約船からEEDIフェーズ3の適用が求められるが、同船はこれに適合。燃料コストの抑制と環境負荷低減の両立を図った設計となっている。

川崎重工は今後もLNG燃料船など環境対応型船舶の開発を通じ、国際海運の脱炭素化とエネルギー効率の向上に寄与する構えだ。

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