調査・データ名古屋税関四日市税関支署が19日に発表した1月分の四日市港貿易概況(速報)によると、輸出額は833億円と前年から横ばいで18か月ぶりに増加へ転じた。自動車が減少した一方、石油製品やプラスチックの伸長が全体を下支えした。輸入額は1839億円で前年同月比11.8%減と3か月連続の減少となり、差引額は1006億円の輸入超過だった。輸入超過幅は同19.6%縮小した。
品目別にみると、輸出は石油製品が116億円(2.1倍)、プラスチックが52億円(72.1%増)と大きく増加したほか、自動車の部分品も81億円(32.4%増)と堅調だった。一方、自動車は58億円(63.2%減)と大幅に減少し、鉱物性タール及び粗製薬品、ゴム製品も落ち込んだ。
輸入は液化石油ガスが90億円(2.4倍)、石炭が52億円(2.7倍)、石油製品が81億円(38.5%増)と増勢を示した反面、原油及び粗油が904億円(22.5%減)、液化天然ガスが342億円(16.3%減)とエネルギー原料の減少が目立った。自動車も61億円(17.6%減)と減った。
地域別では、輸出はアジアと中南米向けが増加し、西欧向けは減少。輸入は中東が減少する一方、北米からの増加がみられた。為替は1ドル156.91円と前年同月比で小幅な円高水準だった。四日市港では、エネルギー関連品目の変動が輸入動向を左右する構図が続いている。
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