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センコー、合弁会社が大連で新物流センター開設

2011年1月25日 (火)

メディカルセンコーは24日、蝶理、大揚企業集団有限責任公司とともに3社で2005年8月に設立した合弁会社「大連三興物流有限公司」の「第2物流センター」が完成し、同日から営業を開始すると発表した。

 

大連三興物流は、大連大窯湾保税港区内に2007年9月に稼働させた「第1物流センター」で、アパレル製品の流通加工や日中一貫物流サービスなどを展開している。同保税港区は中国の東北地区や内陸向けの拠点として重要な位置にあり、物流業務委託ニーズが高まっていた。

 

大連三興物流では、大連保税港区税関から「集中通関」資格を取得し、物流サービスの差別化を図るとともに、拡大を図るため第1物流センターの隣接地に「第2物流センター」を開設したもの。

 

第2物流センターは、アパレル製品だけでなく、ケミカル製品、電子部材、住宅資材、医療器具などの保管業務、通関業務、NVOCC業務など、中国国内向け保管・配送拠点、第三国へのハブ拠点として運営する。

 

大連地区には、センコーが出資する大連保税区貝思特(ベスト)国際貿易物流有限公司の物流センターもあり、今回の物流センターは大連地区で3棟目となる。

 

■施設の概要
名称:大連第2物流センター
所在地:中国遼寧省大連市
敷地面積:3万6729平方メートル(1万1149坪)
建物構造:鉄筋コンクリート造2階建て
延床面積:1万2063平方メートル(3655坪)
竣工:2010年12月30日
営業開始:2011年1月25日