荷主電源開発は9日、飯野海運と共同で燃料輸送船「YODOHIME」によるバイオ燃料の試験航行を実施したと発表した。風力推進補助装置を搭載した船舶でバイオ燃料を使用した試験航行は、国内電力会社として初めての取り組みとなる。
試験は1月18日に中国・舟山港でバイオ燃料を補給し、豪州から日本への航行で実施した。航海は2月15日に完了し、同船は2月下旬に日本へ到着した。使用した燃料はバイオ燃料を24%混合した低硫黄燃料油(B24)で、既存のディーゼルエンジンでそのまま利用できる。バイオ燃料は廃食油などのバイオマス由来の資源を原料としており、ライフサイクル全体で80-90%のCO2排出削減効果が見込まれる。

▲バイオ燃料を補油する「YODOHIME」(出所:電源開発)
同船は高さ24メートル、直径4メートルの円筒帆「ローターセイル」を搭載し、風力を補助推進力として利用する。AI(人工知能)が風向や風速を検知して回転方向と回転数を制御する仕組みで、航海最適化システムと組み合わせることで燃料消費量とCO2排出量を6-10%削減できるという。
今回の試験は、燃料輸送などエネルギー物流の脱炭素化に向けた取り組みの一つとなる。
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