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ホルムズ緊張で軽油149.8円、前週比3.2円高

2026年3月11日 (水)

調査・データ資源エネルギー庁が11日発表した石油製品の給油所小売価格調査によると、9日時点の軽油の店頭現金小売価格は前週比3.2円高の1リットル149.8円となり、4週連続で上昇した。ガソリンや灯油など石油製品全体でも値上がりが続いており、国内燃料価格は再び上昇基調が強まっている。

米国・イスラエルによるイラン攻撃以降、ホルムズ海峡周辺の安全保障リスクが高まり、タンカー航行の不確実性が増大。原油先物はWTIやブレントが90ドル台まで上昇しており、原油調達コストが押し上げられている。さらに為替市場では円安が続いており、輸入原油の円建て価格を押し上げる要因となっている。

物流業界にとって軽油価格は直接的な経営コストに直結する。トラック輸送では燃料費が営業費用の1-2割程度を占めるとされ、価格上昇は収益圧迫要因となる。燃料サーチャージ制度を導入する企業も増えているが、運賃への転嫁には時間差があり、中小運送事業者ほど影響を受けやすい。原油市況が高止まりすれば、輸送コストの上昇を通じて物流費や物価への波及も懸念される。

■都道府県別の軽油価格(単位:円)
地域3月2日3月9日増減
北海道149.2152.02.8
青森143.4147.33.9
岩手141.9145.94.0
宮城142.2145.93.7
秋田148.4151.32.9
山形158.2160.82.6
福島146.8150.73.9
茨城142.5145.63.1
栃木145.5149.33.8
群馬146.3149.93.6
埼玉139.2142.73.5
千葉142.4146.64.2
東京149.4154.04.6
神奈川143.6146.73.1
新潟150.3152.72.4
長野156.1158.92.8
山梨143.7146.22.5
静岡146.5149.53.0
愛知141.2144.43.2
岐阜145.6148.83.2
三重148.8151.52.7
富山150.4153.22.8
石川144.8148.63.8
福井152.0154.12.1
滋賀147.7149.82.1
京都144.7147.93.2
奈良141.7145.43.7
大阪144.3147.93.6
兵庫142.0145.93.9
和歌山141.5149.07.5
鳥取157.7160.83.1
島根153.6156.12.5
岡山142.9146.83.9
広島146.8149.42.6
山口148.8151.02.2
徳島139.1143.54.4
香川145.6149.53.9
愛媛146.6149.63.0
高知143.7144.50.8
福岡145.3147.01.7
佐賀145.0148.23.2
長崎153.4155.62.2
熊本142.5145.32.8
大分148.5151.53.0
宮崎150.2153.02.8
鹿児島159.2160.81.6
沖縄149.2152.63.4
全国146.6149.83.2

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