認証・表彰都築電気は28日、アート引越センターに導入した荷物管理システム「ART RFID Evolution」が、日本DX大賞2026の価値創造部門で優秀賞を受賞したと発表した。引っ越し荷物の管理にRFIDを活用し、検品作業や誤配送対応の削減につなげた点が評価された。
同システムでは、引っ越し荷物に貼る識別ラベル「エフ」にICタグを組み込み、RFIDプリンターで発行する。作業員が荷物を1点ずつ目視確認する従来の方法に比べ、複数の荷物情報を非接触で読み取れるため、積み込みや荷降ろし時の検品を効率化できる。都築電気は21年から開発に参画し、技術検証に加えて輸送オペレーション全体の見直しも支援した。現在は全国の拠点で運用している。
導入効果として、検品時間を年間10万時間、75%削減するほか、誤配送への対応時間も年間2400時間、80%削減できると見込む。作業員や協力会社ドライバーの負担軽減に加え、荷物の取り違え防止や顧客対応の品質向上につなげる。
引っ越し業界では、荷物ごとに形状や材質が異なり、金属や液体の影響を受けやすいRFIDの読み取り精度を確保する必要がある。両社は現場や倉庫で検証を重ね、既存の作業手順に合わせてシステムを調整したとしている。
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