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CHロビンソン、100兆件の物流データでAI強化

2026年3月12日 (木)

ロジスティクス米物流大手CHロビンソンは11日、同社のAI(人工知能)基盤「Lean AI」の中核となる物流データ規模を初めて公表した。世界の物流業務から蓄積した独自データは100兆件以上に達し、年間3700万件の輸送データを継続的に取り込みながら、AIによるサプライチェーン運用を高度化しているという。

同社のAIは数百の「AIエージェント」によって構成され、運賃算定、輸送計画、受注、積み込み予約、輸送能力確保、ルーティング、追跡、書類処理、請求など輸送プロセス全体に組み込まれている。AIエージェントは「Always-on Logistics Planner」と呼ぶシステムの下で連携し、出荷から配送までの業務を自動的に処理する仕組みだ。

同社の分析によると、AIを受注処理や積み込み予約の工程に適用したトラック輸送では、出荷から市場投入までの時間が最大23%短縮された。また集荷時間の順守率は最大35%改善し、倉庫や荷さばき場の作業効率向上や遅延リスクの低減につながったとしている。さらにAIが推奨した貨物案件は従来より4倍速くブッキングが成立するなど、輸送手配の迅速化にも寄与しているという。

CHロビンソンは世界7万5000社の荷主と45万社の契約キャリアを結び、年間3700万件、約230億ドル規模の輸送を取り扱う。物流企業がAI導入を進めるなか、同社は長年の実運用から蓄積した大規模データを競争力の源泉と位置付け、サプライチェーンの自動化と意思決定の高度化を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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