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ヤマト運輸、IC免許証活用した管理システム開始

2014年1月20日 (月)

ロジスティクスヤマト運輸は20日、ICカード免許証を活用した運転免許証管理システムの運用を開始すると発表した。

貨物自動車運送事業法で新たに義務付けられた「乗務車両と乗務員保有免許の整合性」「自動車運転免許証の有効期限確認」など、「点呼執行業務」時の見落としなどのヒューマンエラーによる無資格・無免許運転を防止するため、目視確認に加えてICカード免許証を活用し、ITの側面から運行管理業務を支援することでコンプライアンスの徹底を図る。

同社の運転免許証管理システムは、ポータブルPOSを起動させる際にICカード免許証を1秒間かざして情報を読み取り、事前に読み取った社員情報・自動車検査証(車検証)情報と照合するもので、運転者である社員情報と自動車運転免許証情報が一するか確認し、免許証不携帯を防止する。

また、免許証の有効期限を確認し、60日以内になると警告音とともにお知らせ表示を行って有効期限切れを防止する。有効期限切れの場合は、ポータブルPOSが起動しない仕様。さらに、乗務する車両の自動車検査証(車検証)情報を照合し、保有免許で乗務可能な車両か判断する。運転できない車両である場合はポータブルPOSが起動しないようにした。