国内先進モビリティ(茨城県つくば市)は26日、自動運転レベル4(高度自動運転)に対応可能な自動運転バス車両のレンタル・販売・保守サービスを、4月1日からシリーズ展開すると発表した。
同社が採用するのは、既存のバス車両に後付けで自動運転システムを搭載する「レトロフィット方式」だ。EV(電気自動車)・エンジン車を問わず対応可能で、車両にバイワイヤー化(電気信号によるハンドルやブレーキの制御)と冗長性(安全確保のためのバックアップ機能)を備えた自動運転化プラットフォームを搭載する。これにより、新車への買い替えを必要とせず、自治体や交通事業者が保有する既存車両を自動運転化できる点が特徴だ。
提供する車両は「ASM-AD」(エーエスエムエーディー)シリーズとして展開する。EV(電気自動車)モデルは大型路線バス(ASM-AD L-EV)、中型路線バス(ASM-AD M-EV)、小型コミュニティーバス(ASM-AD C-EV)の3種類。エンジン車モデルも同様に大型(ASM-AD L)、中型(ASM-AD M)、小型(ASM-AD C)の3種類をそろえ、計6モデルのラインアップとなる。価格や仕様、保守サービスの対応エリアは運用計画に応じて個別に提案する。ただし、実際にレベル4で公道を走行するには、道路運送車両法など関係法令に基づく認可を別途取得する必要がある。
同社はこれまでに、千葉県柏市の柏の葉地域での中型バスや大阪メトロが運用する大型EVバスにASM-ADシステムを搭載し、レベル4認可を取得した実績を持つ。全国の自治体・交通事業者との実証実験も各地で積み重ねており、深刻化するドライバー不足や地域公共交通の維持という課題に対し、自動運転技術の社会実装を通じて対応していく方針だ。
同社は東京大学生産技術研究所の次世代モビリティー連携研究センターの技術を基礎とするベンチャー企業で、バスやトラックなど大型車両の自動運転技術の事業化を手がける。
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